昨日、22週のメディカルTOPを受け持ちました。
40歳で2度目の妊娠、スクリーニングテストで引っかかり、羊水検査をした結果、赤ちゃんがトリソミ―21であることがわかりました。
10年前に出産した長女もダウンで、両親の国(東ヨーロッパ)は、社会が障害児を認めないという傾向が強く、スペシャルニーズの学校や施設がない、家族は人目を避けて隠れるように生活をしなければならないのだそうです。
長女の時は知らずに生んで、ダウンとわかってショックだったけれど、英国に移住し、娘はスペシャルスクールに通い、ハッピーな子供に成長して、家族3人でそれなりに平和に暮らしている。
母国が好きでいつもホームシック、本当は帰りたい、でも娘の為にここ(英国)にいる。
娘がいない人生なんて(今は)考えられないけれど、はじめから障害児とわかってしまったら、もう一度その子を育てる勇気、精神力、体力はないのだと。
そう話しながら、自分たちの決断は間違っていない、誰かに同意を求めたい、それ以上に自分自身に言い聞かせている気がしました。
ケアーする側は、審判にならず、批判も同意もせず、中立の立場で、感情的に巻き込まれず、頭ではわかっていても、難しい、、ですね。
週の始めから重い話をしました。
明日は、いよいよ初のZoom ミーティングです。
みなさまとお会いできるのを楽しみにしています。