私が、英国の大学で、助産の勉強をしていた時に「NHS以外のお産」というプロジェクトがあって、世界でも稀でユニークな存在の日本の助産院のことを発表したいと思い、静岡の助産院を探しました(2000年のことです)
その頃はお産を扱っている助産院は静岡市内に数か所、その中で私の突然のお願いに「どうぞ、いつでも見学にいらしてください」と心良く引き受けてくださったのが、くさの助産院の草野さんです。
草野さんと私の交流は、その時からずっと続いています。
10年程前に、草野さんが静岡県助産師会の会長さんになり、彼女のサポートで静岡県内の助産院が増えました。
中でも、お産は扱わないけれど、産後の検診、サポート、母乳育児指導をする助産院の数は倍近くになりました。
みんな若い助産師さんですが、先輩の開業助産師さんたちから見習い、将来は自分も出産を扱うことが出来るようになりたい!と闘志に燃えています。
開業はしないけれど、院内助産院の助産師として頑張っていきたいという助産師さんたちにも、草野さんを通してたくさん出会いました。
そして、2016年に立ち上がったのが、サービスユーザーママたちの声を聞く「お産ラボ」です。
http://osanlabo.com/category/go-to-widwife-house/kusano-midwifecenter/
私の故郷の静岡で、こんなに頑張っている方たちがいる。
すこしバイアスト感も入っているかもしれないけれど、静岡ってすごい!って、嬉しくなりました。
私も頑張ろうという活力を、いつももらっています。