Kids21-3月のミーティング
今月のキッズは、顔見知りのママたちが集まり、和気あいあいで話が弾みました。
上の子がもうすぐ1歳になるので、そろそろ2番目を考えている、というママの問いかけに、みんなの意見交換が始まりました。
産後直後は、会陰縫合や帝王切開の傷が痛くて、性交渉する気分になれない。
昼間も夜も授乳で、寝不足で疲れて、とにかく寝りたい方が先。
同じ部屋に寝ていて、赤ちゃんが泣いてもダンナは起きない。
赤ちゃんの世話は結局自分がするのだから、いたらかえって邪魔なので、別の部屋で寝てほしい。
ダンナが誘ってきても、寝たふりをする。
など、いろいろ意見がでました。
女性は、次の子が欲しいとか、目的が出来ると、また性欲が高まる。
ところが、今度は、場所(子供が一緒)や時間(子供がいつ起きるか)のタイミングが難しい。
ご主人を朝会社に送り出すときに「今日は早く帰ってきてね」とか、電話で「今日仕込もう」とか、あい言葉をつくっているそうです。
中には、「今日はカレーね」があい言葉で、それを聞いていた子供に、夕食がカレーでなかったので「ママ今日はカレーって言ったじゃん」と怒られてしまったり。
みなさん、苦労されてるようです(笑)
SOISの勉強会のトピックでも、「性教育」について学んでいるのですが、SEXUALITYというのは、非常に幅の広い分野です。
女性は赤ちゃんを産むと母になります。
24時間お世話をする人(赤ちゃん)がいて、育児にかかりきりになり、常に疲れています。
9か月の間、お腹の中で赤ちゃんを育て、少しずつ母になる準備が出来ていた女性と違い、男性は急に父親にはなれません。
奥さんがいつも、赤ちゃんの世話ばかりして、自分の相手をしてくれないと、やきもちをやく男性もいます。
産後や育児で疲れているからと、まったくご主人(やパートナー)を拒否してしまったら、リレーションシップに問題が生じます。
愛情の表現は性交渉だけではありません。
ご主人に、今は身体的に苦痛であることを伝え、手をつなぐ、キスをする、ハグをする、ことも十分効果的です。
リレーションシップに大切なのは、コミュニケーション、言わなくてもわかる文化的な所が日本にはありますが、やはり言いたいことはちゃんと意思表示をすることが大事です。
産後の身体が痛い、疲れてとてもその気になれないのに、性交渉を求められ、女性もそれは自分の義務であると思い応じる。
それは、ある意味性暴力であり、夫婦間でも頻繁に起こっているのです。
もし、みなさんの中で、このトピックについてもっと話をしたいと思う方がいらっしゃったら、ぜひご連絡ください。
プライバシー厳守で、お話ししましょう。
次回のKids21は4月12日(木)イースターホリデー中ですので、大きなお子さんも参加出来ます。
ホストのえみさんがエッグハンティングを企画してくれてますので、お楽しみに。